正規雇用と非正規雇用の違いと、その違いを見極める時の注意点

敢えて定義付けをしてみましょう

 正規雇用と非正規雇用には、これといった定義がありません。しかし、その中でも敢えて定義付けをしたらどうなるのかを考えてみましょう。

・契約期間が無期限である
・給与が比較的高く、そこに賞与や退職金などもついてくる
・社会保険等へ加入ができる

 非正規雇用と比べた場合これらに差があり、正規雇用であればほとんどの人が当てはまるであろうことを挙げてみると、上記のようなものが出てきます。つまり、正規雇用社員にはほぼ漏れなくこれらのことが当てはまるということ。

 勘違いしてはいけないのは、非正規雇用だからと言って絶対にこれらが当てはまらないというわけではありません。特にボーナスや社会保険への加入というのは、アルバイトなどでも受けられることがあるため、“敢えて”定義付けをしたらこうなる、と覚えておいてください。

企業によって違いも差も異なります

 定義が少し曖昧で、敢えて定義をつけないと分けられないのが正規雇用と非正規雇用というもの。よって、企業それぞれで別の違いや差があることも珍しくはないのです。

 企業によっては、正規雇用と非正規雇用を分けているにもかかわらず、給与も試用期間もボーナスも退職金も社会保険も福利厚生もほとんど差がないケースもあります。働く方としては迷ってしまいますが、事実、こうした企業も意外と存在しているのです。

 アルバイトでも、「関連施設の利用無料」と謳っている求人はよく見かけますし、「ボーナス支給」と求人に書いてある企業も少なくありません。

その企業の雇用形態をチェック

 就職を希望している人が求人をいろいろとチェックする時には、それぞれの企業の雇用形態と、その人たちがどのような働き方ができるのかを細かく見極めていくことが重要です。これも就職活動の非常に大切な作業になることを忘れてはいけません。

 つまり、正規雇用と非正規雇用を一括りにしてはいけないということ。A社の正規雇用社員とB社の非正規雇用社員、冷静に比較してみたら、もしかしたらB社の非正規雇用社員の方が圧倒的に待遇が良いかもしれません。そんな可能性も否定できないのです。

 正規雇用と非正規雇用の違いは、大まかには理解しておいた方がいいですが、それぞれの求人を良く見て違いを把握する、この意識がより求められるのでしょう。