就活コーディネーターが明かす、大学中退!決断直後にすべきこと

就活コーディネーターが明かす大学中退決断直後にすべきこと01

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現在、大学中退(主に20代後半)でも新卒者と同様か、あるいは第二新卒者として採用試験を行う企業が大半となっています。しかし、大学ロスの影響からか就職活動への準備が“ままならない”まま就職活動を行ってしまって選考のチャンスを自ら狭めてしまう方も多く見受けられます。「大学を中退する。」その選択肢を決断した時、どの様な行動をしなくてはいけないのでしょうか。今回は、大学中退を決めた直後に行う行動について紹介して参ります。

①企業が、あなたをネガティブに見るかもしれないブランクを創らない

これは、転職者にも共通して言えることなのですが、大学中退からの正社員採用の重要なポイントは、企業が最も嫌う(ネガティブにとらえる)ブランクを創らないことです。ここでいうブランクとは、大学を中退して企業に就職するまでの期間の事です。勿論、ブランクが出来てしまった場合の就職活動の仕方(別の機会に紹介)もありますが、リスクが少ない事にこしたことはありません。

企業はブランクをどの様に見るのか

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では、企業はブランクをどの様に見るのでしょうか。企業は、ブランクを持ってしまった方には一応に
「働く意欲が薄いのではないか」
「どこの企業にも採用されない方なのではないか」
「当社に採用しても続かないのではないか(一つの事を継続させられない人ではないか)」
等の先入観を抱きやすくなってしまう可能性があるのです。

それは、「大学中退した」という先入観とも相まって、あなた自身を見定める前にネガティブな要素で判断してしまうリスクが高まるという認識を持っておきましょう。
この様なリスクが高まると、

  • あなたが逐一、説明や反論ができない
  • 記載した内容があなたのイメージ通りに伝わるとは限らない

採用過程のファーストステップである“書類選考”に支障をきたすケースが多くなってしまい、いつまでたっても面接に進めない状態になるかもしれません。

企業はどのくらいの期間からブランクと感じるのか

「企業は、どのくらい期間からブランクと感じるのか」
というご質問をよく頂きます。これは、企業によってまちまちで明確な定義はありませんが、早いところだと3ヶ月~6か月の期間からブランクと認識する企業も少なくない様です。
3ヶ月というと、中退等の整理・就職する意識への切り替え・就職先の選定・採用プロセス(履歴書送付、面接)などの中退から就職活動までを適切に行ってきたとしてもあっという間です。だからこそブランク対策(ブランクを創らない対策という意味です。)が重要なのです。

本項の『一目でわかる』ポイント
  • 企業は、ブランク(大学中退から就職するまでの期間)を嫌う。
  • ブランクは、企業にネガチィブな先入観を持たせる要因になる。
  • 企業は、3ヶ月~6か月くらいからブランクと認識するところもある。
  • ブランクがある場合の就職活動方法もあるが、リスクは少ない方が良いのでブランクを創らない認識が重要になる。

②ブランクを創らない為の行動とは

では、ブランクを創らない為にはどの様な行動をすれば良いのでしょうか。それは、“大学生でいる時分から就職活動を行う”という事を視野に行動計画を立案・行動してみる事です。大学中退者の方の大半は、「大学を中退してから改めて仕事を探す」という方が大半です。それは、

  • 就職活動の時間を確保する
  • 自分の立場を明確にしないと次の行動に移れないという意識
  • 中途半端にならないようにする為
  • (心が折れてしまうので)気持ちの切り替えや新たなスタートを意識したい

など様々な理由がありますが、いずれもブランクを生じやすくさせる要因ですので、この様な心持になる前に採用状況のリサーチや就職したい職種・業界・企業のリサーチだけでも学生の頃に済ませておくことを念頭に、就職活動のスケジュールを立ててみることをお勧めします。

学生支援のシステムを有効活用しよう

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その上で、学生でないと活用できない就活支援のシステムが、どの程度活用できるのかを当たってみましょう。具体的には、大学のキャリアサポートを行う部署に相談してみる事です。中退者の多くの方が、大学のキャリアサポートを行う部署は
“大学を卒業する方のためのもの”
というイメージを持ってしまっていて、この部署に話(相談)もしてみないで大学を出ていく方が多いのですが、話してみると「学内で行われる就活試験対策のセミナーに参加させてくれた」「求人情報を集めるのに協力してくれた」等の話もごく稀ですが(もともと相談する人が少ないので)聞くことがあります。“ダメもと”で大学のキャリアサポート部署に話をしてみましょう。

実例

ある大学を中退する決断をした女性は、企業の求人情報が大学に集まる事に着目。中退する意思を伝えずにキャリアサポート部署に行き、どの様な企業から募集があるのかをリサーチ・確認したいと言って、求人シートを確認。自分が気に入った企業があれば控えておき、学生でいられる時期から応募活動を開始したそうです。

また、別の大学を中退する決断をした男性はキャリアサポート部署に相談し、承諾を得て求人シートを閲覧したばかりか、別の大学の友人と共に別の大学を訪れ自身の大学に来ていない求人情報が無いかをリサーチしたという方もいらっしゃいます。

大学ロスの軽減にも有効

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大学生期間で就職活動をするもう一つのメリットとして挙げられるのが“大学ロス(気持ちのロス・時間のロス)”の軽減です。学生生活を辞めるという人生の大きな方向転換をはかった後には、別の道を模索する上で“大学に通った学生生活に対する後悔”や“大学選択の後悔”・大学を辞める諸事情などから、どうしてもネガティブになってしまって就職活動をおこすまで時間を要してしまいがちになります。また、就職活動を開始しても

  • “先の見えない(見通せない)不安”
  • “どの様に行動して良いか分からない”
  • “相談する方もいない”

など就活を不利にはたらかせる要因が多く、就活がなかなか軌道に乗らない可能性も生じてきます。この様な大学ロスやその先にある不安要素を軽減させるためにも、学生でいる期間からの就活アプローチは必要不可欠なのです。

本項の『一目でわかる』ポイント
  • 学生期限内でどの様な就職活動ができるかを考えてみる
  • キャリアサポートの部署にダメもとで相談してみる
  • 学生期間での就活アプローチは大学中退ロス(気持ちのロス・時間のロス)やその先の不安要素の軽減につながる

この記事の終わりに

企業がネガティブにとらえてしまう可能性が高いブランク。大学を中退して“モタモタ”してしまっては、すぐにブランクを創る事にもなりかねません。就職活動の終わり(内定ゲット)を、中退してからの3ヶ月~6か月後に想定し就活スケジュールを確認・実行してみましょう。
その為には、学生期間から就職活動を開始する事が必要不可欠です。また、就活を支援する期間である大学のキャリアサポート部署がうまく活用できないかどうか話を聞いてみる様にしてみましょう。企業情報の収集から、ターゲット企業の選定(複数社)・応募作業(履歴書など応募資料の作成から発送まで)までは最低でも学生期間内に済ませておくことを目標に是非、行動してみましょう。