社風って重要な企業情報なの?


企業情報の中に「社風」という情報があります。社風は会社全体の雰囲気みたいなものですが、「そんな情報が本当に役に立つの?」と疑問に思う人もいるでしょう。会社全体の雰囲気なんて、実際に現場で働く人たちにはどうでもいい情報なのでは?と思ってしまうのも当然です。

しかし、「社風」は就職活動では意外に重要な要素、それぞれの企業の社風に合わせた活動をすることは、採用の可能性を上げるための大事な戦略なのです。
ここでは、具体的に社風とはどのようなものか?社風に合わせた就職活動をするためにはどうすれば良いのかについて、詳しくお伝えします。

この記事でわかること
  • そもそも社風って何なの?そんな素朴な疑問にお答えします。これを読めば、社風が就職活動において意外と重要な情報であることがわかります。
  • 自分と合わない社風の企業に就職してしまうと、何が起こるのか?これを読めば、「社風についてもっと調べなければ!」と思うはずです!
  • では、どうすれば希望の企業の社風について調べられるのか?具体的な方法についてお教えします!

社風ってそもそも何?

そもそも社風とは何なのでしょうか?
あなたの母校の高校や大学の「校風」を思い浮かべてみるのが、一番わかりやすいかもしれません。あなたの母校である高校や大学はどんな校風でしたか?

  • 自由な校風で、体育祭などではいつもみんな団結していた
  • 理系だったので、理路整然とした人が多かった
  • 体育会系で団結力が強く、みんな熱かった

など、それぞれの校風があったと思います。この校風の「会社バージョン」が社風だと考えてください。

ただし、校風と社風では決定的に異なる点があります。それは、学校生活なら自分に合わない校風に無理に合わせる必要はありませんが、会社ではそうはいかない、ということです。

高校や大学の校風が自分のキャラと違ったとしても、学校の中心的存在からちょっと離れたところで気の合う仲間と楽しく学校生活を送ることだってできるでしょう。しかし、会社となると話は別です。社風にある程度染まらないと、仕事がやりづらくなることがあるのです。

例えば、「うちの会社は、自己投資をしてスキルアップをしないとダメ、という風潮があります。もちろん、会社としてもスキルアップのための援助は惜しみませんよ。」などという、勉強したり資格を取ったりすることが盛んな社風の会社があったとします。そんな中で、一人だけ勉強しないでいられる人はあまりいないでしょう。

このように、就職先を選ぶ上で「社風」は意外と大事なものなのです。

本項の『一目でわかる』ポイント
社会人である以上ある程度社風に合わせた方が良い事もある。
最悪の場合、会社に居づらくなることも!

社風に合わない企業に就職してしまうとどうなる?

企業の面接官のほとんどは、「うちの社風に合う人を採用したい」と考えています。中途採用者を採用する際に面接官が一番気にするポイント、それは「その人がうちの会社にうまく溶け込んでくれるのか?」ということだからです。

もちろん、仕事の能力や実績も重要ですが、やはり、人間関係をうまくつなぎながら仕事ができる人を求める企業が多いのです。ですから、面接では「この人はうちの社風に合っている?」という目で細かく見られているのです。

ところが、そんな面接官の目をすり抜けて、その会社の社風と全然違う人が採用されてしまったら、どうなるのでしょうか?

おしゃれで都会的な雰囲気のアパレル企業に就職したAさんは、「憧れの企業に就職できた」と最初は楽しく働いていました。ところが、次第に後悔し始めます。バッグや靴などは必ずそのブランドのものを買わなければならないのですが、決して安くはないブランドの商品を買い続ける生活は、すぐにAさんの経済事情を苦しくしました。

社員たちはみんなそのブランドを大事にしていて「ファッションにお金をかけるのも仕事のうち」と思っているようです。何よりAさんが苦痛だったのは、いついかなる時にも見た目に気をつけなければならないこと。そのブランドを世間に送り出している社員として、恥ずかしい恰好をすることはできないのです。

楽なジーンズ姿でうかつに出歩くこともできません。金銭的にも精神的にも参ってしまい、結局Aさんは退社することになってしまったのです。

ある意味、これも社風が合わない企業に入ってしまったことによる悲劇だと思います。このようなことが無いように、就職の際には社風をしっかり見極める必要があるのです。

本項の『一目でわかる』ポイント
自分とは相いれない社風の企業に就職するということは、我慢を強いられる生活が待っているということ。
就職活動の際は、自分に合っている企業かどうかを良く見極めて!

まずは自分に合った社風を意識した企業選びから

では、どうしたら自分に合った社風の企業を見つけられるのでしょうか?

企業のホームページなどからどのような社風なのかある程度うかがい知ることができます。でも、就職希望者が一番知りたいのは「顧客満足度第一の会社です!」とか「技術力には自信があります」のような企業が前面に押し出している情報だけではありません。

「トップダウンで社員はモノを言いづらい風潮」とか
「学歴の派閥がある」

といった情報も欲しいですよね。そんな時は、転職エージェントを使って企業情報を調べてもらったり、インターネットの企業の口コミを見たりするのも手です。口コミ情報は信用できないものも多いですから、課金制やアカウント取得が必要な信ぴょう性の高いサイトを利用するのが良いでしょう。

そして、自分の目で社風を確認するためにも、面接でその会社の社員たちを実際に見るのが、一番良い方法です。話した感じで社内がどんな雰囲気なのか、わかると思います。実際、面接でどのような社風なのかを聞いてみても良いでしょう。

本項の『一目でわかる』ポイント
自分に合った社風の企業を見つけるため、転職エージェントや信頼できるインターネットの口コミを利用するのも有効。でも、一番良いのは直接その企業の人たちと話すこと。

  • 社風とは高校や大学の校風の様なものですが、校風と違うことは、社会に出ると社風に逆らうことはできないということ!
  • 自分と合わない社風の企業に就職してしまうと、自分のキャラや主張とは違うことを毎日強いられることになります。だからこそ、社風はしっかり確認する必要があるのです。
  • 希望の企業の社風を調べるためには、就職エージェントやインターネットの信頼できる口コミ情報などがあります。一番わかりやすいのが、実際に面接で聞く方法です。