高卒の就職事情はどうなる?就活のための手段とは

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 2013年11月、文部科学省は、来春卒業予定で就職を希望している高校生の10月末時点の内定率が、前年同期を3・2ポイント上回る64・1%で、4年連続で上昇したと発表しました。これは確かに喜ぶべきことですが、一方で心配なデータも発表されています。

 同年6月に内閣府が発表した、「子ども・若者白書(旧青少年白書)」によると、高卒で就職した人の約2割強が、1年以内に離職していることがわかったのです。この背景には、高卒での就職者の43.7%が、非正規雇用だという事情があります。企業側にとっては、正社員より非正規雇用のスタッフの方が解雇しやすいですから、本人の意思とは関係なく、退職を余儀なくされるケースもありそうです。

 ですが、高卒で就職1年目で退職してしまうと、その後の転職活動には苦労することになります。景気回復に伴って、転職市場は活況ですし、学歴不問で応募できる企業も数多くありますが、在職期間の短さがあだとなって、書類選考に通らない可能性が高いのです。

さまざまな就職支援を活用しよう

 そこで活用してほしいのが、ハローワークの若者支援や、都道府県が就職支援サービスを提供するジョブカフェです。無料で職場で活かせるPCやコミュニケーションのスキルを習得できたり、実践的な職業訓練の機会を提供してくれます。

 高卒で早々に離職してしまうと、自分がやりたい仕事が何かを見つけるのも難しいものです。そのため、転職エージェントや資格取得後に就労支援してくれるスクールに入学するなど、プロの相談相手を見つけて、将来に備えるのが一番でしょう。まずはハローワークや転職エージェントなどに登録し、キャリア設計をすることから始めましょう。

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