大学を中退した人は、その6割近くが正規雇用ではないというデータがあります。でも、やはり出来ればその誰もが正規雇用になりたいと考えるものです。
そこでここでは、正規雇用を叶える為に、大学中退者の為の履歴書のポイントを紹介します。
年間に6万人以上はいるといわれている大学中退者の正確な人数は国でも把握していません、そのため文部科学省は2014年度から国立大学や私立大学など全ての大学を対象に調査することを決めました。
文部科学省ではリーマンショックが起きた2008年に、1度大学中退者の調査を行っています。しかしその後は学校基本調査でも、毎年の大学入学者の人数と卒業者の人数しか分かっていません。
さらに厚生労働省が行った大学中退者の就職調査では、バイトやパート、契約社員などの非正規雇用で働いている若者は全体の半分以上でした。
中にはニートになったり、無職の若者も14%いました。大学を中退した理由で最も多いのが学習意欲の喪失で、次に大学での人間関係を挙げています。
この他にも単位が取れずに留年したり、親の経済的な理由などもあります。
大学を中退して半分以下しか正社員として就職できていない理由としては、大学中退者の学歴が高卒となり応募できる求人が限られてくることも考えられます。
また正社員の求人に応募してもなかなか応募書類が通過しなかったり、面接で落されたりして就職を諦めるケースも少なくありません。
ただ問題は正社員として就職することを諦めて、安易にバイトなどの非正規雇用で働いているとそのままフリーターになってしまう可能性が高いことです。
フリーター歴が長くなれば、それだけ正社員としての就職がだんだんと困難になってきます。
20代であれば、フリーターでも正社員との年収の格差はあまりありませんが、一生涯を通してみてみると「生涯賃金の差は1億円」を超えてしまいます。
若いうちは、いずれ就職すると思っていても就職活動は景気に大きく影響されます。就職活動を始めた時が好景気とは限りません。
今(2014年)は幸いにも景気回復の、兆しが見え始めています。この時期に正社員として就職することは、あなたにとってもチャンスです。
●アクティブに動ける20代のうちの就活がおすすめ
●企業の採用基準が甘いのは若いうちと認識する
●景気回復の兆しが見え始めている今は就職のチャンス
●非正規雇用のまま諦めない
上記の他にもうひとつ成功事例が紹介せれています。また企業が求める人物像とアピールポイントも見ることができます。就活の情報収集として見てみましょう。
大学を中退した人は、その6割近くが正規雇用ではないというデータがあります。でも、やはり出来ればその誰もが正規雇用になりたいと考えるものです。
そこでここでは、正規雇用を叶える為に、大学中退者の為の履歴書のポイントを紹介します。
企業の中には応募者の力量を図るべく、敢えて圧迫面接を行う所もあるようです。
求職・転職希望者にとっては好ましいものではないのですが、圧迫面接を客観的に考える事で、どのように対処すれば良いのかが見えてきます。
圧迫面接は、求人に応募した人間にとっては良いものではないでしょう。むしろ理不尽さを覚え、「こんな会社はこっちから願い下げだ」と面接が終わる前に決意する人もいるのではないでしょうか。
面接での応対であれこれ言われるだけでも腹立たしいものですが、経歴や人格等にまであれこれ言われるとなると、圧迫面接という枠を超え、もはやパワーハラスメントにも抵触しているのではないかと思う人もいるでしょう。
確かに圧迫面接で「楽しい」と思える人はなかなかいないもので、感情的になってしまいがちなのですが、企業にとっては自分の会社で戦力になってくれる人材を求めているのです。圧迫面接も様々で、明らかにパワハラであったり、人権や名誉を損害するようなものもあるのですが、中にはそれらに抵触せず、巧みに圧迫面接を行う企業もあります。
面接はあくまでもテストです。企業側とてボランティアではありません。入社したら圧迫面接さえ子供騙しだと思うような辛い事が待っているかもしれないのです。圧迫面接で狼狽しているような人間は、企業にとっては「雇う価値はない」と判断されてしまっても仕方ないのです。
面接官が圧迫面接を仕掛けてくる理由は、単純に「自分の予期していない時にどのように応対するのか」を見たいのです。
仕事は予定調和ではありません。時には予期していないアクシデントに見舞われるケースとてあるでしょう。周りがすべてお膳立てをしてくれるのではなく、自分でお膳立てしなければならない事も多々出てくるでしょう。雇ってから「実はアドリブに弱いんです」と言われても企業側も困ります。
面接時、圧迫面接を仕掛ける事によって、予期していない時にどのような行動・言動を取るのか。企業側が見たいのはその点なのです。少し予期せぬ事や都合の悪い事を言われて「…」となってしまったり、明らかに落ち込んだりシュンとなってしまったり。これでは企業側は「アクシデントに対応出来ない人間」と判断するでしょう。
特に昨今、就職や転職時の面接マニュアルを暗記してきたかのように、同じような言葉を発する人間が増えているとも言われていますので、面接官としても、応募者の素の部分を見たいという思いもあるでしょう。事実、圧迫面接で言い返したら、なぜだか採用通知をもらったという話もあります。企業側としては、「アクシデントにも動じない人間」だと判断したのでしょう。
では実際に圧迫面接に接したらどうするのか。実はこの答えは決して難しいものではありません。
むしろ簡単です。面接官は応募者から余裕を奪いたいのです。圧迫面接が来るかもしれないと心の中で構えておき、挑発的な言動をされたらムっとしたり、かといってシュンとなってしまうでもなく、冷静に、言葉だけに反応すれば良いのです。もしもですが、パワハラまがいなものであれば、パワハラだと指摘するのもありです。
あくまでも冷静に「それは面接に関係ないだけではなく、パワハラに抵触している可能性もありますが」と告げる。
「入社したいのにその態度?」と言われたら
「この面接を受けるまでは入社して力になりたいと思っていましたが、この面接で気持ちが変わりました」等、
パワハラの際の返答もある程度用意しておくと良いでしょう。何も言い返せないのが一番問題です。
圧迫面接はいろいろと問題があるかもしれませんが、それを乗り越えなければ戦力にならないと判断される部分があるのも事実です。
慌てたり動揺したり、これでは企業側は「魅力的な人材」「ぜひうちで働いてもらいたい」とは思わないでしょう。あくまでも冷静に対処する事が求められていますので、感情的にならず、言葉だけで判断し、対処しましょう。
大学を中退してしまった人にとって、転職は決して簡単なものではありません。
例えば大学中退者だと、資格として大卒が必要とされるような仕事には応募できなくなってしまうのです。
また、中退者ということで、「仕事も続かない」といった低評価を受けてしまうこともあります。
とはいえ、大学中退者であっても転職を成功に導くことは可能です。
そんな大学中退者ならば転職前に知っておきたい3つのポイントを紹介していきましょう。
面接担当者が大学中退者に最も聞きたいことは何だと思いますか。
それが「大学中退理由」です。大学中退理由からはその人の個性や性格などが見えてきますが、この大学中退理由をしっかり答えられないと転職面接も思うように行きません。
だからこそ、大学中退理由はしっかりと考えておきましょう。
最もよいのが「親がなくなり家業を継がないといけなくなった」といったような「外的要因による中退」です。
これであれば「物事を続けられない人」といったレッテルで見られることもありません。
また、「他の進路が見つかった」というのも大学中退理由としては良いでしょう。
しかし、「勉強がつまらなくなった」「大学にいる意味が見いだせなくなった」といったようなネガティブな中退理由はいけません。
大学中退はどんな理由があってもネガティブな理由にしかならないものです。
だからこそ、その他の事実で大学を中退した事実をぼかすことが大事です。
例えば、それまでに仕事で継続的にしたことがあるならば、それを積極的に主張しましょう。
そうすることで、「物事を続けられない人」といった大学中退者が受けやすい評価を覆すことができます。
大手企業などの総合職の転職求人は「大卒」が前提となっていることが少なくありません。
とはいえ、たとえ大卒が資格として要求されていても、大学中退者でも申し込めることがあります。
そのため、まずは申し込んでみることが大事でしょう。
特にネームバリューがあるような大学に在籍していたならば、この可能性は高まります。
そもそも企業としてもそこまで中退したかどうかに拘っていないような企業もあります。
そのため、「落とされるのを前提としてとりあえず申し込んでみる」といったメンタリティーを持つことは大学中退者が転職する際には大事です。
大学中退者ならではのメリットもあります。それが高卒枠で申し込めるということです。
むしろ高卒の人と大学中退者を比べた場合、大学中退者の方が採用しやすいというのが企業の本音です。
だからこそ、転職する際には高卒枠で申し込めるところを積極的に狙ってみるのも良いでしょう。
大学中退者ならば資格は取っておきましょう。
やはり大卒と大学中退者を比較すると、大卒の方が採用する際に魅力的に映るのは当然です。
だからこそ、大学を中退したといった事実を補えるように、何らかの手段で補強すれば良いのです。
その手段の一つが資格です。資格を取っておけば、「この資格があるならば大学中退者でも問題ない」として雇ってもらえることもあります。
とはいえ、資格といっても何でも良いわけではありません。
なるべく中退という事実を打ち消せるような有意義な資格をとっておくようにしましょう。
また、優れた業績があるならば、「大学中退者だけれども、こういった業績がある」として自分を売り込めます。
他にも、それまでの仕事で培ったようなコネや関係を利用して転職してみるのも良いでしょう。
逆に資格も大した業績もないのであれば、転職時には苦労することは覚悟しておきましょう。
大学中退者と言えど、大学の繋がりは使えないわけではありません。
大学の同期会やOBイベントには積極的に参加してみましょう。
大学中退者であってもなくても、同じ大学に在籍していたという事実があれば、直ぐに仲良くなれるものです。
こうした場で新しい仕事に繋がるような縁が生まれることもあります。こうした縁は色々と役立つもので、すぐさま転職に繋がるようなこともあるでしょう。
とはいえ、大学中退者の中には「中退してしまったら大学はもう関係ない」と大学に背を向けてしまう人もいます。
しかし、これは決して転職のためにはならないということを知っておきましょう。
大学中退者が転職する際に役立つコツ
大学中退理由を工夫する 大卒枠と高卒枠の違いを理解する 資格や大学の繋がりを利用する
大学中退者でも上記で紹介したコツを意識すれば転職はしやすくなります。
とはいえ、転職後には高校卒として扱われ、給料も大卒に比べて劣るといったことは少なくありません。
また、ポストも高卒並のものしか与えられないこともあります。
だからこそ、大学中退者が転職する際には転職後の待遇には特に気をつけておきたいものでしょう。
是非ともこうした点を意識して転職を進めていってみてください。
自分が大学を中退しようか悩んでいる時は、こんな理由でやめて良いのだろうか…と不安になりますよね。
そこで、大学を中退する人たちに多い理由をご紹介します。
まずは前向きな理由として、ほかにやりたいことができた、というものがあげられます。
大学で勉強をしていく中で、もっと他に学びたいことをみつけて、専門学校に入学しなおすという場合は多いです。
また、勉強するよりも早く社会に出て自分の力を試したいと思って就職するという場合もあるでしょう。
後ろ向きな理由としては、大学での人間関係がうまくいかなかった、勉強が難しくてついていけなかった…などがあるでしょう。
また、大学に入学したことに満足してしまい、大学生活でだらけてしまってやる気がなくなってしまった、という場合もあります。
更に、大学への期待が高すぎて、実際に入学してみたらイメージしていたところと違った…という場合、どうしてもやる気がなくなってしまいます。
その時に立ち直ることができなければ、やめたいと思うようになるのです。
また、金銭面的な問題もあるでしょう。
大学はとてもお金がかかります。
奨学金制度があったとしても、それでもまかないきれなかったり、奨学金を受け取れる条件を満たせなかったりして、家庭のお金の事情でやめてしまうのです。
この場合、本当は続けたかったのに続けられなくなってしまったという場合が多いので、はじめは落ち込むでしょう。
しかしそれでも、いずれ立ち直ることは必ずできますので安心してくださいね。
このように、どうしようもない理由から、やめて正解だと言えるような理由まで、様々な理由があります。
理由は人それぞれですが、誰にでも大学を中退する権利はあります。
ただし、簡単な理由でやめる時は、もう一度よく考えてみましょう。
多くの人の場合は、ご両親が授業料を払ってくれているはずです。
それまでにかかったお金だったり、ご両親の覚悟だったりもよく考えてください。
また、ご両親とも相談してくださいね。
特に先を考えずに勢いで大学を中退してしまう場合はありますよね。
そんな時は、実際に大学を中退した後に、どう生きていけば良いのか悩んでしまいます。
そこで、大学を中退したあとにはどのような生き方があるのか、ご紹介します。
大卒よりは選択肢は減ってしまう可能性があるものの、正社員になれる可能性は十分に残っています。
自分がやりたいことをはっきりさせてから、就職活動を始めてみましょう。
すぐにはっきりできなければ、就職活動をする中で見極めていっても良いと思いますよ。
また、大学中退だと、資格も何も持っていないことが多いですよね。
仕事に就く上では、何かしらの資格が必要となるところも多いです。
そこで、資格をとるために、専門学校などに入りなおしてみてはいかがでしょうか。
大学は仕事のためというよりも、自らの教養を深めるために行くようなものです。
しかし専門学校であれば、仕事のために行くわけですから、大学を中退した後でも行きやすいですし、続けられますよ。
公務員は年齢さえ達していれば、ほかの資格は必要のない場合が多いです。
公務員を目指したければ、まずはひたすら勉強しましょう。
起業にはお金が必要なのがネックですが、能力さえあれば、大学中退者でも起業して成功することは可能なのです。
大学を中退した理由に、何か自分の中で強い意志があれば、起業することはお金さえあれば、そこまで難しいことではないと思いますよ。
このように、大学を中退した場合でも、その後の進路はたくさんあるものなのです。
気持ち一つ、やる気一つで、中退後の道は広がりますよ。
自分にとっては何が一番向いているのか、自分がやりたいことはなんなのか、まずはそれをはっきりさせましょう。
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